夏の終わり、
奈良県平城宮跡の近くにある
つちや織物所を訪ねました。
澄んだ空気、使い込まれた織り機、
美恵子さんのお話。作品たち。
全てがとても自然、かつ思考的。
美恵子さんの布への想い、考え、センスが
隅々までうつし出されている。
つちや織物所だからこそ生まれる布の表情やその作品たち。
凛として、手にとると優しく、付き合えば付き合うほど日常に溶け込む使いやすさを秘めている。
今回お願いして作って頂いたワインのためのバッグ。
ワインを買いに行く時はもちろん、
お友達の所へワインを持って行く、旅に連れてゆく、
そのままお財布を入れてお出かけする。
どんな時も身体に馴染むデザインと機能を兼ね備えた、
まさにワインのためのバッグ。
ステッチのない美しいつくりは、
布が息をしているかのようにナチュラルな膨らみをもつ。
布は国産の既成のものを使用。
お家で洗えて扱いやすい。
色は白と茶。
絶妙に計算された仕切りはワインが窮屈にならず、なのに安定する。
大きなボトルも細いボトルも、多くのサイズに対応できる。
これを持ってとっておきのワインを選びに
ワインショップへ行こう。
ワインを持って出かけよう。
ワインの楽しみはその瞬間から始まっている。